2022年2月27日日曜日

UFC Fight Night 202 - Makhachev vs. Green

 ▼160ポンド契約/5分5R

イスラム・マカチェフ-900(1.11倍)UFC10勝1敗(9連勝中)WIN
ボビー・グリーン  +600(7.00倍)UFC11勝7敗1分(2連勝中)
●ノーガード気味にマカチェフの前に立つグリーンは緊急出場の身。前蹴りをマカチェフに簡単にキャッチされるとグランドに引き摺り込まれる。パウンドを嫌がり背を向けるしかないグリーンに、マカチェフの容赦ないパウンド。膝が伸びてもう抵抗できないグリーンを見かねて審判止めた!マカチェフUFC10連勝達成!

▼ミドル級/5分3R
ミーシャ・サークノフ -120(1.83倍)
UFC6勝5敗(2連敗中)
ウェリントン・ターマン+100(2.00倍)
UFC2勝3敗WIN&POTN(5万ドルボーナス)
●ターマンを背負って自コーナーに戻り思案するサークノフ。ターマンのバックチョークが極まりかけるが、サークノフがうまくターマンを落としてポイントを外す。一転、上になったサークノフの猛烈なパウンド。嫌がるターマンのバックをとってノースサウスチョークに行くが逃げられる。2ラウンド。ケージ際の攻防。足をかけて上になったサークノフ。解説の水垣に集中力を欠いたダメな倒れ方と言われたターマン、その瞬間にサークノフを腕十字にとって高速タップアウトを奪う。

▼女子フライ級/5分3RFOTN(両選手に5万ドルボーナス)
キム・ジヨン-160(1.63倍)
UFC3勝4敗(2連敗中)
プリシラ・カショエイラ+140(2.40倍)
UFC2勝4敗(復帰戦)WIN
●豪快にフックをぶん回し、空振りばかりのカショエイラ。ジヨンは賢くジャブを突いていくが、3ラウンドでカショエイラがぶん回し始めた肘で、ジヨンの頬が切れて大出血。顔面を真っ赤に腫らしながらも前に出続けるカショエイラの姿はゾンビ。さながらホラー映画のような試合になる。時間切れになって互いに膝をついて健闘を称える二人だったが、判定はユナニマスでなんとカショエイラ勝利!

▼ライト級/5分3R
アルマン・ツァルキャン(オッズ無し)
UFC4勝1敗(4連勝中)WIN&POTN(5万ドルボーナス)
ジョエル・アルバレス
(オッズ無し)UFC4勝1敗(4連勝中)
●もつれるように互いに倒れ、結果下になったアルバレス、そのまま時間切れまでその態勢に。肘で大出血。2ラウンド、またしても倒され、サイドポジションからまた肘の餌食に。さらにバックに取られパウンドの嵐。なすがままのアルバレス、見かねたレフェリーが試合を止めた!ツァルキャン強し!4連勝対決を制した。

▼ミドル級/5分3R
アルメン・ペトロシアン+135(2.35倍)
UFCデビュー戦(2連勝中)WIN
グレゴリー・ホドリゲス-155(1.65倍)UFC2勝1敗(2連勝中)
●圧力をかけられ続けられるものの、手数を出すペトロシアン。やや慎重なホドリゲス。判定ではどうなるか微妙だ。2ラウンド、様子見は終わりだとばかりにいきなり強襲をかけるホドリゲスだったが、まさかのペトロシアンの反撃に下がらされてしまう。以降、互角でやや互いに慎重なスタンド戦に。終了1分前にホドリゲスが教科書タックルを成功。多少印象で上回ったか?3ラウンド、またホドリゲスの強襲。ミドルキックに動きの止まったペトロシアン、タックルされてホドリゲスの流れるようなグラウンドワーク。しかしギロチン、バックロックから逃げ出してスタンドに戻したペトロシアン、顔面血まみれになりながら猛攻撃を加える。僅差の判定を競り勝つために1%でも勝利の可能性を高めたいという気迫を感じる。そして判定は、スプリットでペトロシアンが判定勝ち!競り勝った!

Preliminary card(日本時間2月27日午前6時開始、UFC Fight Pass

▼ライト級/5分3R
ロン・ジュー+165(2.65倍)
UFC1勝1敗
イグナシオ・バハモンデス-195(1.51倍)UFC1勝1敗WIN
●ロンジューが軽量失敗。圧力はほぼ互角だがリーチで勝るイグナシオ。ロンジューはパンチが届かない。しかしそこを一歩踏み込み、ロンジューがタックルしてリフトまでして金網に追い詰めるが、イグナシオのカウンターギロチンが決まり、トップを取られパウンドの嵐を喰らう。2ラウンド、奇襲をかけるロンジューだったが、やはり徐々にイグナシオが距離を支配する。ロンジューは距離を潰さなければ勝利はない。3ラウンド、組技勝負に切り替えるロンジュー、綺麗にリフトしてタックルを成功させるが、あっさり逃げられる。ロンジュー、再度タックルに行くがイグナシオのチョークの餌食になりタップアウト。

▼女子フェザー級/5分3R
ジョジアンヌ・ヌネス-210(1.48倍)
UFC1勝0敗(通算7連勝中)WIN
ラモーナ・パスカル +175(2.75倍)UFCデビュー戦(4連勝中)
●パスカルよりも体が二回りぐらい小さく見えるヌエスがパンチで圧をかけ、二度ダウンを奪う。追い詰められたパスカル、カウンターのタックルが見事に決め、トップを維持して1ラウンド終了。2ラウンド、ヌエスに滅多うちにされ、嫌倒れしつつもタックルに行くパスカル。逆にバックを取られてしまう。ヌエスを落としてスタンドに戻ったパスカルだが、右目は完全に視界が塞がれ、タックルに活路を見出す。何度かかわされた後、会心のタックルが決まるがトップを維持してるのが精一杯で手詰まり。3ラウンド、状況は変わらず。顔色が左右でキカイダーのように色違いになってしまうパスカル。最後の最後で会心のタックルを決めるが、その先の展開はやっぱり無く時間切れに。ユナニマス判定でヌエス勝利。

▼ライト級/5分3R
テレンス・マッキニー-105(1.95倍)
UFC1勝0敗(通算4連勝中)WIN
ファレス・ジアム  -115(1.87倍)UFC2勝1敗(2連勝中)
●マッキニーがあっという間にテイクダウンをとると、サイド、マウント、バックロックとやりたい放題。ちょっと浅いと思われたチョークでジアムがタップ!強い!

▼フェザー級/5分3R
アレハンドロ・ペレス  +215(3.15倍)
UFC8勝3敗1分
ジョナサン・マルティネス-265(1.38倍)UFC5勝3敗WIN
●激しい主導権の奪い合い。ペレスのパンチがマルティネスの側頭部にヒットし豪快なダウン!追撃するペレス、レフェリー止めた!!…と思ったら1ラウンド終了のホーンが鳴っていた。2ラウンド目も同じ展開。時間間際にペレスが猛ラッシュ。判定は距離を支配していたマルティネスがユナニマス判定勝利。

▼ウェルター級/5分3R
ラミズ・ブナヒマイ-380(1.26倍)
UFC1勝2敗(復帰戦)WIN
マイケル・ギルモア+290(3.90倍)UFC0勝1敗(復帰戦)
●ギルモアのパンチをかわしたブナヒマイ、胴タックルしてテイクダウン取ると、あっという間にバックを取ってチョークを狙う。顔面を紅潮させつつもチョークから脱出したギルモアだったが、ブナヒマイが再度バックチョークにトライ。ギルモアタップアウト!ブナヒマイはプロ10勝目。全て寝技による勝利だとのこと。

▼フライ級/5分3R
ビクター・アルタミラノ+125(2.25倍)
UFCデビュー戦(4連勝中)
カーロス・ヘルナンデス-145(1.69倍)UFCデビュー戦(7連勝中)WIN
●基本ストライキング、レスリングを織り交ぜた攻防。スプリットでカーロス勝利。

参考:MMAIRONMANSHERDOG

2022年2月19日土曜日

UFC FIGHT NIGHT 201 - WALKER VS. HILL

Main card(日本時間2月20日午前9時開始、UFC Fight Pass

▼ライトヘビー級/5分5R
ジョニー・ウォーカー+240(3.40倍)
UFC4勝3敗(復帰戦)
ジャマール・ヒル  -300(1.33倍)
UFC3勝1敗1無効試合WIN&POTN
●レスリング勝負を挑むウォーカー。サークリングしながらヒルの圧力をかわし続けるが、ヒルのパンチがテンプルに当たると、両足を揃えて手をばたつかせながらダウン。朦朧としてるところに追撃のパウンドでレフェリー止めた!

▼195ポンド契約/5分3R
カイル・ドーカス  -290(1.34倍)
UFC1勝2敗1無効試合WIN&POTN
ジェイミー・ピケット+230(3.30倍)UFC2勝2敗(2連勝)
●タックルでピケットを蹂躙するドーカス。ピケットをチョークに取ると1ラウンド残り1秒でピケットタップアウト!

▼ヘビー級/5分3R
パーカー・ポーター-250(1.40倍)
UFC2勝1敗(2連勝)WIN
アラン・ボードー +200(3.00倍)UFC0勝1敗1無効試合
●シングルレッグを3度失敗しても有利な形に持っていけるポーターの強さ。常に圧力をかけていく。スタミナ切れかやや失速しつつも3ラウンドでようやくテイクダウンが取れてマウント奪取。ユナニマスでポーター勝利。

▼ライト級/5分3R
ジム・ミラー  +135(2.35倍)
UFC22勝14敗1無効試合WIN
ニコラス・モッタ-165(1.61倍)UFCデビュー戦(3連勝)
●ミラーのローにいきなり足が流れ出すモッタ。終始ミラーペースで試合は進み、2ラウンドにミラーの飛び込みの右フックが炸裂!ダウンして亀になるモッタにミラーのパウンドの嵐。レフェリー止めた。デビュー戦の相手にミラーは荷が重すぎたのではなかろうか。なぜモッタのオッズはこれほど高いのか?

▼ミドル級/5分3R
ホアキン・バックリー-150(1.67倍)
UFC3勝2敗WIN
アブドゥル・ラザク・アルハッサン+125(2.25倍)UFC5勝4敗
●重量感あふれる殴り合い。タックルに変化してレスリングでアルハッサンのスタミナを奪うバックリーだったが、最終ラウンドではアルハッサンが息を吹き替えし圧倒的に試合を支配。時間切れで互いに川の字で大の字になって立ち上がれない。判定スプリットでバックリー勝利。

Preliminary card(日本時間2月20日午前6時開始、UFC Fight Pass

▼フェザー級/5分3R
ガブリエル・ベニテス+125(2.25倍)
UFC6勝5敗(復帰戦)
デビッド・オナマ  -145(1.69倍)UFC0勝1敗(復帰戦)WIN&POTN
●オナマが圧をかけベニテスが下がる展開だったが、ベニテスが打ち勝つとオナマはタックルに変化。これで再び流れはオナマのペースに。再びオナマが圧をかける展開になり、ベニテスはケージに磔になり、気絶したまま連打を食らう様な衝撃的な幕切れ。

▼女子バンタム級/5分3R
ジェシカ・ローズ・クラーク-225(1.44倍)
UFC4勝2敗(2連勝)
ステファニー・エッガー  +175(2.75倍)UFC1勝1敗WIN&POTN
●エッガー、相手を投げてあっさり腕十字を極めて勝利。鮮やか。

▼フェザー級/5分3R
チャス・スケリー  -225(1.44倍)
UFC7勝3敗1無効試合WIN
マーク・ストリーグル+185(2.85倍)UFC0勝1敗(復帰戦)
●ねちっこくレスリングで試合の主導権を握るスケリー。なんとかストライキング勝負に持ち込んだストリーグルだったが、スケリーの縦ヒジ、首相撲からのヒザを食らい戦意喪失。レフェリー止めた。

▼女子ストロー級/5分3R
ディアナ・ベルビタ -125(1.80倍)
UFC1勝2敗
グロリア・デ・パウラ+105(2.05倍)UFC0勝2敗(2連敗)WIN
●アゴを引いて、ひたすら前進してパンチを繰り出すベルビタ。対するパウラはタックルからのレスリング勝負を挑む。徐々にストライキングでもパウラが試合を支配していく。ユナニマス判定でパウラがUFC初勝利。

▼バンタム級/5分3R
チャド・アンヘリガー -275(1.36倍)
UFCデビュー戦(9連勝)WIN
ジェシー・ストレイダー+220(3.20倍)UFC0勝1敗(復帰戦)
●どちらもノーガード気味で膝を多用。最終ラウンド、撃ち合いになってアンヘリガーの右フック二連打でストレイダーキリキリ舞。追撃の猛パウンドでレフェリーストップ。

▼フェザー級/5分3R
ジョナサン・ピアース  -380(1.26倍)
UFC2勝1敗(2連勝)WIN
クリスチャン・ロドリゲス+290(3.90倍)UFCデビュー戦(7連勝無敗)
●ストライカーのロドリゲスを、ピアースがタックルからのグラップリングで蹂躙する。最終ラウンドはロドリゲスのパンチが冴えるが、結局ピアースに捕まりコントロールされて時間ぎれ。ユナニマスでピアース勝利。

▼バンタム級/5分3R
マリオ・バウティスタ-350(1.29倍)
UFC2勝2敗(復帰戦)WIN
ジェイ・ペリン   +270(3.70倍)UFCデビュー戦(2連勝)
●レスリング成分の濃い試合。バウティスタ、ムエタイ流か首相撲からのヒザやヒジでぺリンを削っていく。判定ユナニマスでバウティスタ勝利。

(参考:MMAIRONMAN/SHERDOG

2022年2月12日土曜日

UFC271

 Main card(日本時間2月13日午後12時開始、WOWOWUFC Fight Pass


▼UFCミドル級タイトルマッチ/5分5R
イスラエル・アデサニャ-300(1.33倍)
UFC10勝1WIN
ロバート・ウィテカー +240(3.40倍)UFC14勝3敗(3連勝中)
●1ラウンド、アデサニヤがパンチでダウンを奪う。2ラウンド、スタンドでやや優勢気味なウィテカー、テイクダウンも成功して判定をイーブンにしたか?3ラウンド、ハイを避けたウィテカー、タックルからバックをとろうとするが失敗。微妙なラウンド。4ラウンド、ウィテカー、タックルからアデサニャにおぶさりバックチョーク狙うが逃げられる。また僅差のラウンド。5ラウンド、打撃で主導権をとれないアデサニヤ。タックルで倒せないウィテカー。ユナニマスでアデサニャ防衛。

▼ヘビー級/5分3R
デリック・ルイス-200(1.50倍)
UFC17勝6
タイ・ツイバサ +165(2.65倍)
UFC7勝3(4連勝中)WIN
●ルイス、ケージレスリングでツイバサの一枚上を行く。ツイバサ、パウンドを無防備に貰いまくるが殴り返すタフさ。1ラウンドはルイスか。2ラウンド、ピヨったツイバサ、ケージに追い込まれる。脱出してダメージありながらもぶん回すツイバサ、エルボーでルイス前のめりにノックアウト!

▼ミドル級/5分3R
ジャレッド・キャノニア-175(1.57倍)
UFC7勝5WIN
デレク・ブランソン  +145(2.45倍)UFC14勝5(5連勝中)
●ブランソン、2度のタックルでいずれもテイクダウン奪う。簡単に立たれるものの、残り十数秒でキャノニアを返り討ちにしてダウンを奪う。バックチョークにとるが時間切れ。2ラウンド。残り1分、キャノニアの組み肘からの連打に明らかにダメージがあったブランソン。追撃を捌けず寝かされてノックアウト。タオルも投入。

▼ライト級/5分3R
アレクサンダー・ヘルナンデス+140(2.40倍)
UFC5勝3
ヘナート・モイカノ-165(1.61倍)
UFC7勝4WIN
●激しいスタンドの出入り。モイカノ、組みの展開に変化してテイクダウンするも立たれる。スタンドはややヘルナンデスが手数が多いが、モイカノも右を綺麗に当てている。2ラウンド、モイカノの組みを織り交ぜたパンチでヘルナンデス陥落。バックチョークでタップアウト。

▼ライト級/5分3R
ボビー・グリーン-165(1.61倍)
UFC9勝7敗1分WIN
ナスラット・ハクパラスト+140(2.40倍)UFC5勝3敗(復帰戦)
●ノーガードでプレッシャーをかけるボビー。ナスラットはガードを固めて前に出続けるが攻撃はスウェーでかわされてしまう。そしてボビーのパンチは当たりまくる。ユナニマスでボビー勝利。


▼フライ級/5分3R
アレックス・ペレス-400(1.25倍)
UFC6勝2敗(復帰戦)
マット・シュネル+300(4.00倍)
UFC5勝4敗(復帰戦)
●ペレスが軽量失敗。シュネルが試合拒否で中止。

▼ヘビー級/5分3R
アンドレイ・アルロフスキー-185(1.54倍)
UFC2契約11勝10敗1無効試合(2連勝中)WIN

ジャレッド・ヴァンデラー+150(2.50倍)UFC1勝2敗(復帰戦)
●ともにフィニッシュまで持っていくものが無く膠着。スプリットでアルロフ勝利。

▼女子フライ級/5分3R
ロクサン・モダフェリ+300(4.00倍)
UFC4勝6敗(2連敗中)
ケイシー・オニール-400(1.25倍)
UFC3勝0敗(通算8連勝無敗)
●愚直に前に出てパンチを繰り出すロクサン。オニール吠える。2r終了間際、ロクサンがタックルに変化。テイクダウン成功。3r、組みからの膝も混ぜ出すロクサン。残り1分でテイクダウン成功。立たれるも組みの展開のまま時間ぎれ。スプリットでオニール勝利。

▼バンタム級/5分3R
カイラー・フィリップス-350(1.29倍)UFC3勝1敗(復帰戦)WIN

マルセロ・ホジョ+260(3.60倍)UFC1勝0
●豊富な運動量でスタンドにグラウンドにと積極的に攻めるフィリップス。マウントポジションもゲット。2r、ホジョが懸命に前に出る。徐々にフィリップスを捉えてきているが、フィリップスは組みの展開でかわす。3r、フィリップスがグラウンドでホジョを蹂躙。サイドポジションからアームロックを狙い三角に移行。ホジョタップアウト。

▼ライトヘビー級/5分3R
カーロス・アルバーグ-200(1.50倍)
UFC0勝1敗(復帰戦)WIN
ファビオ・ケラント+165(2.65倍)
UFC0勝2敗(2連敗中)
●ケージ背負いがちなケラント。時折爆発的な攻撃を見せる。第一ラウンドはケラントがパンチでダウンを奪い、印象よく終わる。2Rはアルバーグがリーチを活かし距離を支配。ケラントを削っていく。3r、ケラント前に出るが攻撃が届かない。アルバーグが距離を支配し安全運転のまま時間ぎれ。ブーイング。ユナニマスでアルバーグ勝利。

▼バンタム級/5分3R
マナ・マルティネス+230(3.30倍)
UFC1勝0敗(通算3連勝中)
ロニー・ローレンス-300(1.33倍)
UFC1勝0負(通算4連勝中)WIN
●激しいフェイントを繰り返し圧をかけるマルティネス。サークリングするローレンスがタックル、テイクダウン成功。マルティネス脱出してスタンドへ。ローレンスの右でマルティネスダウン、追撃にいくローレンス。そのままトップキープで1R終了。2Rローレンスのパンチでマルティネスダウン。脱出してスタンドに戻すも再度パンチにダウンしてしまう。ドランカーっぽい打たれ方。マルティネスがトップを取り返し立ち上がるもタックルされ再度グラウンドに戻される。3r、やや安全運転気味のローレンス。マルティネスのバックハンドを被弾。追撃も受けダウン!ごまかしタックルでテイクダウンするローレンス、三角から腕十字を狙うマルティネスだったが極まらない。時間ぎれ。ユナニマスでローレンス勝利。

▼ミドル級/5分3R
A.J.ドブソン-160(1.63倍)
UFCデビュー戦 現在5連勝無敗
ジェイコブ・マルクーン+130(2.30倍)
UFC1勝1WIN
●マルクーン、ドブソンのパンチを潜ってタックル。リフトするが投げられず。しつこく食らいつくが倒せない。以後パンチで主導権を握るドブソン。タックルにこだわるマルクーン終了間際にドブソンを倒すことに成功するがトップは奪えず時間ぎれ。2r、ドブソンの足をとってタックルに行くマルクーン。互いに壁に押し付け合うケージレスリング。ついにマルクーンがドブソンのバックを取りパウンドの連打。ドブソン脱出できず時間ぎれ。3r、マルクーンがパンチで意識を逸らせてタックル。もう完全に主導権を奪われたドブソン。ラスト1秒で脱出して蹴りを放つドブソン。時すでに遅し。マルクーンがユナニマス判定勝利。

▼バンタム級/5分3R
ドゥグラス・シウバ・デ・アンドラジ+190(2.90倍)
UFC5勝4
セルゲイ・モロゾフ-225(1.44倍)
UFC1勝1WIN
●モロゾフのパンチに対応できないアンドラジがダウン。必死のガードポジションのアンドラジ大出血。スタンドに戻り多少吹っ切れた感のある動きのアンドラジだったが、モロゾフの回転蹴り!2r、アンドラジのパンチがモロゾフの側頭部を捉える。攻め時と見るアンドラジだったがモロゾフ上手く凌ぐ。アンドラジの出血で一時中断するが、再開直後にアンドラジのパンチでモロゾフダウン!一気に攻勢に出るアンドラジ、バックチョークでモロゾフ失神!


▼ウェルター級/5分3R
ジェレマイア・ウェルズ-235(1.43倍)
UFC1勝0敗(通算3連勝)WIN
マイク・マザサ+190(2.90倍)
UFCデビュー戦 現在3連勝無敗
●ウェルズ、いきなりこけるが、やってきたマザサを網に押し込む。しつこく食らいつきリフトしてテイクダウン。バックをとってじっくり首を奪い、マザサ失神!


▼ライトヘビー級/5分3R
ウィリアム・ナイト+150(2.50倍)
UFC3勝1敗(2連勝中)
マキシム・グリシン-170(1.59倍)
UFC1勝2敗(復帰戦)WIN
●身長差13cm高いナイトが軽量オーバー。グリシンのハイキックがグリシンの頭をかすめる。どちらも慎重。ブーイングで1r終了。2r、ナイトがグリシンのパンチを潜ってタックル。ケージに押し込んでリフトしてバスター。しかしトップを取ったのはグリシン。グラウンドは互いに主導権とれず。スタンドにもどる。時間ギリギリでナイトがワンパン当てて2R終了。グリシンのロー、体勢を崩しながらナイトがバックブロー。足を取りに行くナイト。互いに網に押し込み合う。スタンドに戻り、ナイトがグリシンをケージに押し込み、しつこくいってテイクダウンでトップをとるがグリシンに立たれ、逆にケージに押し込まれる。ナイトはレスリングを頑張るが主導権を奪えない。最後に撃ち合いでナイトがバランスを崩しトップを取られたところで時間ぎれ。判定でマキシムグリシン勝利。

(参考:MMAIRONMANSHERDOG

2022年2月6日日曜日

UFN200

 Main card(日本時間2月6日午前9時開始、UFC Fight Pass


▼ミドル級/5分5R
ジャック・ハーマンソン  +195(2.95倍)
UFC9勝4敗
ショーン・ストリックランド-250(1.40倍)
UFC11勝3敗5連勝WIN
・ハーマンソンのタックル。押し込んでしつこく行くがテイクダウンは取れず。ジャブで距離を支配するストリックランド。2r終了間際、淡々と試合を進めるストリックランドがダウンを奪う。以降、ストリックランドの安全運転をハーマンソンが解除できず。ラスト15秒、ストリックランドが挑発して撃ち合いを要求するが、しっかり距離をとって終了。判定はなんとスプリット。ストリックランド勝利。

▼ミドル級/5分3R
プナヘレ・ソリアーノ-200(1.50倍)
UFC2勝1敗
ニック・マキシモフ +165(2.65倍)
UFC1勝(通算7連勝無敗)
・マキシモフが4度タックルを仕掛け、ソリアーノの背に乗っかる。しつこく組み付きにいくマキシモフ。ラウンド終盤で土下座気味になりパウンド被弾。流血して1r終了。再び組みにいくマキシモフ。ソリアーノ嫌ってスタンドに、再度組みにいくマキシモフ。パンチのダメージを誤魔化しタックルっぽくなってきているがしっかりバックをとって嫌がらせを維持。3ラウンドもマキシモフがレスリングで漬け切った。スプリットでマキシモフ勝利。

▼ウェルター級/5分3R
シャフカット・ラクモノフ-225(1.44倍)
UFC2勝0敗(通算14連勝無敗)WIN&POTN
カールストン・ハリス  +180(2.80倍)UFC2勝0敗(通算5連勝)
・共に皮一枚の距離。何度かの交差でハリスが一瞬バランスを失う。ラクモノフが組み付き振り回す。ハリス宙に浮くが倒されない。ラクモノフを壁に押し込むハリスだが内股で投げられスタンドに戻る。ラクモノフの回転蹴りがハリスの側頭部にヒットし追撃パウンドを裁ききれずハリスが意識を失いレフェリーストップ。

▼ライトヘビー級/5分3R
サム・アルヴィー  +310(4.10倍)
UFC10勝11敗1分(2連敗中)
ブレンダン・アーレン-400(1.25倍)
UFC5勝2敗(復帰戦)WIN
・圧はアーレン、下がるアルヴィーは緊急出動で体が重そう。いい感じに打ち返すアルヴィーだったが、ラウンド終了間際に一発もらい、慌てた感じで凌いで1r終了。2r、アーレンの右ボディ左フックをもらい膝をついて行動不能になったアルヴィー、バックチョークでタップアウト。

▼ミドル級/5分3R
トレシーン・ゴア -175(1.57倍)
UFC勝敗UFCデビュー戦(3連勝)
ブライアン・バトル+145(2.45倍)
UFC1勝(通算5連勝)WIN
・1R、サークリングしながら手を出し続けるバトル。圧をかけ続けるゴアだが圧倒的に手数が少ない。2r、バトルのパンチで一瞬腰が落ちるバトル。組みの展開にこだわるバトル。ギロチンで体を入れ替えるゴアがトップを奪う。3r右目が塞がっているバトル。タックルでテイクダウン成功するゴア。すぐ立ち上がるバトルがゴアを網に押し込む。逆にゴアがバックを奪いスタンドに戻る。バトルが首相撲を仕掛ける。撃ち合いに戻り、すぐにバトルがタックルでケージに押し込む。再びスタンドからのタックルでバトルがゴアを押し込む。ゴア脱出して撃ち合い。時間切れ。ユナニマスでバトル勝利。

▼フェザー級/5分3RFOTN
ジュリアン・エロサ-350(1.29倍)
UFC3勝1敗WIN
スティーブン・ピーターソン+260(3.60倍)UFC3勝3敗(2連勝)
・1r、エロサが圧力をかけ、ピーターソン下がり続ける。終了間際に打撃をまとめられる。2r、顔面を出血させながら前にでだすピーターソン。エロサ網ぎわに吹っ飛ばされ腰がくだける。バックブローで反撃。エロサも応戦。壮絶な撃ち合いになる。3r、被弾したエロサ、タックルに移行。ピーターソン、カウンターのギロチンを仕掛けるが極まらず。攻めてるのはエロサだがやや足がもつれ気味か。吠えたエロサ、テイクダウン成功。最後立ち上がって回転胴回し蹴りで時間切れ。スプリットでエロサ勝利。

Preliminary card(日本時間2月6日午前6時開始、UFC Fight Pass

▼バンタム級/5分3R
マイルズ・ジョンズ-250(1.40倍)
UFC3勝1敗
ジョン・カスタネダ+200(3.00倍)
UFC1勝1敗WIN
・圧をかけるカスタネダ。下がるジョンズ。2rはジョンズが手数を増やすが、カスタネダが前に出ると徐々に処理できなくなり、トップを奪われる。スタンドに戻ると完全に腰が弾けているジョンズ。3r、右をもらったジョンズ、ガードを固めて下がり続ける。戦意喪失気味。組みに行ったカスタネダ、肩固めでジョンズの意識を奪う。

▼フェザー級/5分3R
ハキーム・ドワード -200(1.50倍)
UFC5勝2敗(復帰戦)WIN
マイケル・トリザーノ+165(2.65倍)UFC3勝1敗
・1r、スタンドの展開。ともに主導権を奪えず。2r、スタンドに首相撲を織り交ぜるドワード、やや主導権をとりつつあるか。網際の攻防、トリザーノがテイクダウン奪うがすぐ立たれる。3r、首相撲を使ってドワードが試合のリズムを作ったか、ユナニマスでドワード勝利。

▼ミドル級/5分3R
チディ・エンジョクアーニ -110(1.91倍)
UFCデビュー戦(2連勝)WIN&POTN
マーク・アンドレ・バリオー-110(1.91倍)
UFC2勝3敗1無効試合(2連勝)
・チディのワン(クロスカウンター気味の)ツーでアンドレダウン。アンドレ追撃に防御できず16秒KO。

▼女子バンタム級/5分3R
アレクシス・デイビス  -225(1.44倍)
UFC7勝6敗(復帰戦)WIN
ジュリア・ストリアレンコ+185(2.85倍)
UFC0勝2敗(2連敗)
・ジュリア足を取られ下になるが腕を3度極めにいくが失敗。その後ジュリアによるグラウンド状態での蹴りで中断。2rは打撃戦。ともに顔面を晴らしながら主導権とれず。3r序盤、前回のローの蓄積かジュリアがダウン。そのままアレクシスにトップを取られ時間を浪費。判定でアレクシス勝利。

▼ライトヘビー級/5分3R
ジャイルトン・アルメイダ-450(1.22倍)
UFCデビュー戦(9連勝)WIN
ダニーロ・マルケス+325(4.25倍)
UFC2勝1敗(復帰戦)
・アルメイダがキックからの怒涛のタックル。さらにリフトして豪快にテイクダウン。じわじわとポジションを奪いつつ、パウンドで意識をそらしマウント。鉄槌の連打をされるがままになりレフェリーストップ。

▼ウェルター級/5分3R
ジェイソン・ウィット+120(2.20倍)
UFC2勝2敗
フィリップ・ロウ  -145(1.69倍)
UFC1勝1敗WIN
・ロウの長いリーチを掻い潜り、ウィットの豪快なテイクダウン劇。2R、再度タックルを仕掛けるウィット。スタンドに戻りロウの連打でウィットダウン。レフェリーストップ。

▼フライ級/5分3R
マルコム・ゴードン+190(2.90倍)
UFC1勝2敗WIN
デニス・ボンダー -250(1.40倍)
UFCデビュー戦(8連勝)
・ゴードンのパンチを嫌ってボンダータックル。下から攻めるゴードン。逃げようとするボンダーにゴードンは内股で体勢を崩す。体重を預けたボンダーの右腕が故障。タップアウト。

(参考:MMAIRONMANSHERDOG