2022年2月27日日曜日

UFC Fight Night 202 - Makhachev vs. Green

 ▼160ポンド契約/5分5R

イスラム・マカチェフ-900(1.11倍)UFC10勝1敗(9連勝中)WIN
ボビー・グリーン  +600(7.00倍)UFC11勝7敗1分(2連勝中)
●ノーガード気味にマカチェフの前に立つグリーンは緊急出場の身。前蹴りをマカチェフに簡単にキャッチされるとグランドに引き摺り込まれる。パウンドを嫌がり背を向けるしかないグリーンに、マカチェフの容赦ないパウンド。膝が伸びてもう抵抗できないグリーンを見かねて審判止めた!マカチェフUFC10連勝達成!

▼ミドル級/5分3R
ミーシャ・サークノフ -120(1.83倍)
UFC6勝5敗(2連敗中)
ウェリントン・ターマン+100(2.00倍)
UFC2勝3敗WIN&POTN(5万ドルボーナス)
●ターマンを背負って自コーナーに戻り思案するサークノフ。ターマンのバックチョークが極まりかけるが、サークノフがうまくターマンを落としてポイントを外す。一転、上になったサークノフの猛烈なパウンド。嫌がるターマンのバックをとってノースサウスチョークに行くが逃げられる。2ラウンド。ケージ際の攻防。足をかけて上になったサークノフ。解説の水垣に集中力を欠いたダメな倒れ方と言われたターマン、その瞬間にサークノフを腕十字にとって高速タップアウトを奪う。

▼女子フライ級/5分3RFOTN(両選手に5万ドルボーナス)
キム・ジヨン-160(1.63倍)
UFC3勝4敗(2連敗中)
プリシラ・カショエイラ+140(2.40倍)
UFC2勝4敗(復帰戦)WIN
●豪快にフックをぶん回し、空振りばかりのカショエイラ。ジヨンは賢くジャブを突いていくが、3ラウンドでカショエイラがぶん回し始めた肘で、ジヨンの頬が切れて大出血。顔面を真っ赤に腫らしながらも前に出続けるカショエイラの姿はゾンビ。さながらホラー映画のような試合になる。時間切れになって互いに膝をついて健闘を称える二人だったが、判定はユナニマスでなんとカショエイラ勝利!

▼ライト級/5分3R
アルマン・ツァルキャン(オッズ無し)
UFC4勝1敗(4連勝中)WIN&POTN(5万ドルボーナス)
ジョエル・アルバレス
(オッズ無し)UFC4勝1敗(4連勝中)
●もつれるように互いに倒れ、結果下になったアルバレス、そのまま時間切れまでその態勢に。肘で大出血。2ラウンド、またしても倒され、サイドポジションからまた肘の餌食に。さらにバックに取られパウンドの嵐。なすがままのアルバレス、見かねたレフェリーが試合を止めた!ツァルキャン強し!4連勝対決を制した。

▼ミドル級/5分3R
アルメン・ペトロシアン+135(2.35倍)
UFCデビュー戦(2連勝中)WIN
グレゴリー・ホドリゲス-155(1.65倍)UFC2勝1敗(2連勝中)
●圧力をかけられ続けられるものの、手数を出すペトロシアン。やや慎重なホドリゲス。判定ではどうなるか微妙だ。2ラウンド、様子見は終わりだとばかりにいきなり強襲をかけるホドリゲスだったが、まさかのペトロシアンの反撃に下がらされてしまう。以降、互角でやや互いに慎重なスタンド戦に。終了1分前にホドリゲスが教科書タックルを成功。多少印象で上回ったか?3ラウンド、またホドリゲスの強襲。ミドルキックに動きの止まったペトロシアン、タックルされてホドリゲスの流れるようなグラウンドワーク。しかしギロチン、バックロックから逃げ出してスタンドに戻したペトロシアン、顔面血まみれになりながら猛攻撃を加える。僅差の判定を競り勝つために1%でも勝利の可能性を高めたいという気迫を感じる。そして判定は、スプリットでペトロシアンが判定勝ち!競り勝った!

Preliminary card(日本時間2月27日午前6時開始、UFC Fight Pass

▼ライト級/5分3R
ロン・ジュー+165(2.65倍)
UFC1勝1敗
イグナシオ・バハモンデス-195(1.51倍)UFC1勝1敗WIN
●ロンジューが軽量失敗。圧力はほぼ互角だがリーチで勝るイグナシオ。ロンジューはパンチが届かない。しかしそこを一歩踏み込み、ロンジューがタックルしてリフトまでして金網に追い詰めるが、イグナシオのカウンターギロチンが決まり、トップを取られパウンドの嵐を喰らう。2ラウンド、奇襲をかけるロンジューだったが、やはり徐々にイグナシオが距離を支配する。ロンジューは距離を潰さなければ勝利はない。3ラウンド、組技勝負に切り替えるロンジュー、綺麗にリフトしてタックルを成功させるが、あっさり逃げられる。ロンジュー、再度タックルに行くがイグナシオのチョークの餌食になりタップアウト。

▼女子フェザー級/5分3R
ジョジアンヌ・ヌネス-210(1.48倍)
UFC1勝0敗(通算7連勝中)WIN
ラモーナ・パスカル +175(2.75倍)UFCデビュー戦(4連勝中)
●パスカルよりも体が二回りぐらい小さく見えるヌエスがパンチで圧をかけ、二度ダウンを奪う。追い詰められたパスカル、カウンターのタックルが見事に決め、トップを維持して1ラウンド終了。2ラウンド、ヌエスに滅多うちにされ、嫌倒れしつつもタックルに行くパスカル。逆にバックを取られてしまう。ヌエスを落としてスタンドに戻ったパスカルだが、右目は完全に視界が塞がれ、タックルに活路を見出す。何度かかわされた後、会心のタックルが決まるがトップを維持してるのが精一杯で手詰まり。3ラウンド、状況は変わらず。顔色が左右でキカイダーのように色違いになってしまうパスカル。最後の最後で会心のタックルを決めるが、その先の展開はやっぱり無く時間切れに。ユナニマス判定でヌエス勝利。

▼ライト級/5分3R
テレンス・マッキニー-105(1.95倍)
UFC1勝0敗(通算4連勝中)WIN
ファレス・ジアム  -115(1.87倍)UFC2勝1敗(2連勝中)
●マッキニーがあっという間にテイクダウンをとると、サイド、マウント、バックロックとやりたい放題。ちょっと浅いと思われたチョークでジアムがタップ!強い!

▼フェザー級/5分3R
アレハンドロ・ペレス  +215(3.15倍)
UFC8勝3敗1分
ジョナサン・マルティネス-265(1.38倍)UFC5勝3敗WIN
●激しい主導権の奪い合い。ペレスのパンチがマルティネスの側頭部にヒットし豪快なダウン!追撃するペレス、レフェリー止めた!!…と思ったら1ラウンド終了のホーンが鳴っていた。2ラウンド目も同じ展開。時間間際にペレスが猛ラッシュ。判定は距離を支配していたマルティネスがユナニマス判定勝利。

▼ウェルター級/5分3R
ラミズ・ブナヒマイ-380(1.26倍)
UFC1勝2敗(復帰戦)WIN
マイケル・ギルモア+290(3.90倍)UFC0勝1敗(復帰戦)
●ギルモアのパンチをかわしたブナヒマイ、胴タックルしてテイクダウン取ると、あっという間にバックを取ってチョークを狙う。顔面を紅潮させつつもチョークから脱出したギルモアだったが、ブナヒマイが再度バックチョークにトライ。ギルモアタップアウト!ブナヒマイはプロ10勝目。全て寝技による勝利だとのこと。

▼フライ級/5分3R
ビクター・アルタミラノ+125(2.25倍)
UFCデビュー戦(4連勝中)
カーロス・ヘルナンデス-145(1.69倍)UFCデビュー戦(7連勝中)WIN
●基本ストライキング、レスリングを織り交ぜた攻防。スプリットでカーロス勝利。

参考:MMAIRONMANSHERDOG

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